こんにちは。
なごみです。
今日は就労移行支援のお話です。
以前にデザイン関係でお仕事をされておられた方が精神疾患となり、療養後になごみを利用されました。
まずは職種からではなく、どのような環境で仕事をする方が自分に合っているか。
仕事の指示は、優先順位を付けたものがいいのか。時間で区切られている方がいいのか。
終わったら自分から報告するのか、こまめに上司の確認があった方がいいのかなどのヒアリングを。
それ以外にも、体調が悪くなる予兆や環境もあわせて聞いていきます。
そこでわかったことは、人数が10名以上いるようなフロアで人に囲まれての仕事に大きなストレスを感じる方でした。
その後は、ブランクがあるのでphotoshopのソフトを使い、時にはテキストを読み込んで
時には、実際にお仕事されているプロを呼んでのレクチャーも行いました。
この期間の中でも、気温や季節の変わり目などご自身に影響が出そうな際には、教えてもらい
半年から1年の体調の波を把握していくことを並行して行っていきました。
ハローワークやそのほかの求人サイトをで気になるものを教えていただき、
見学や実習から就職への提案も進めていきました。
そこから仕事がしやすいなごみの名義で仕事を受注し、得た利益はそのままその方へお支払いしていきました。
続けていく中で、ご本人に障害年金と合わせて生活が安定する一定の金額が毎月入るようになりました。
そのタイミングで、そのままお仕事と一緒に卒業されていきました。
これができたのは、ご本人のスキルの高さはもちろんあります。
現在の働き方では、リモートワークを推奨していく企業もあります。
その方に合った働き方があるのであれば、どこにでも提案は行っていきます。
ご注意いただきたいのは、なごみはフリーランスや自営業を推奨しているわけではありません。
この選択肢は、自己管理や金銭面、精神面でもきついことがあるからです。
ご本人と相談を重ねて出た結果です。
卒業後に仕事を依頼することがあります。
他の利用者さんで、企業に就職されて数年後にお仕事を依頼したケースもありました。
なごみでは、卒業後の定着支援は行っておりませんがこのような関係性のもと繋がっています。
挑戦にもサポートは必要であると思います。
失敗はつきものですが、一緒に改善策を考えご自身の納得のいく形まで一緒に挑戦しましょう。
なごみでは復職を目指される方が多く在籍しています。
その方の強みを活かし、企業の利益に貢献する人を輩出していきます。
アウトドア事業では、メンバーを募集しております。
就労移行支援では就職に直結した訓練を
就労継続支援A型事業所では、その方の経験を活かしたお仕事をご用意しております。
相談したいという方には見学もございます。
事前予約をしてお越しください。
◆事前予約はこちらから
http://www.nagomien.org/consultation/
就労移行支援事業所 なごみ